人口の減少対策|愛媛県

「えひめ人口減少対策重点戦略」

 

愛媛県は今後、何も手を打たなければ2060年の県内人口は、約78.4万人に減少(41.3%減少)し、高齢者を支える現役世代の割合も将来にわたって減り続けると推計している。

愛媛県は、2060年の人口100万人確保に向け、2026年に出生数8500人、転出超過の解消を目標に掲げ、人口構造の若返りを図るため、人口減少対策を強化する必要がある。

 

※「えひめ人口減少対策重点戦略」資料編|愛媛県企画振興部

 

 

子どもの数がまた減った。厚生労働省の人口動態統計によると、2021年に生まれた日本人の子どもは、前年比約3万人減の約81万人となり、過去最少だった。国の17年時点の将来推計では、約87万人のはずだった。ひとりの

女性が生涯に産む子どもの数にあたる合計特殊出生率も、1.30まで下がった。

 

日本の人口動態については、出生減を遥かに上回る異変が起きていることをご存知でしょうか。

 

日本の死亡者が2021年に大きく増えただけでなく、2022年に入って異様な急増を示しています。

 

高齢者が多く、後期高齢者も増えている日本では毎年2万人くらいづつ、死亡者が前年比で増えています。

2021年は平均を大きく上回る6.8万人増でしたが、コロナ禍の衛生意識上昇で2020年に3千人増に留まった反動としました。

 

2022に入ると3月までに死亡者増が多かった2021年を4.3万人も多いペースで死亡者が増えています。

2022年3月までの直近1年の死亡数は150万人に達しています。2021年3月の直近1年死亡数より10万人多いペースです。このペースが続けば、2022年通年では160万人を超えそうです。

 

出生数は80万人を割れるか程度の増加なのに、死亡は2021年に145万人2022年は160万人ですから、人口減は2018~2020年の年毎50万人減ペースから、2021年61万人、2022年77万人減と大幅増になりそうです。