令和4年産 米の食味ランキング(52回目)
一般財団法人 日本穀物検定協会(穀検) 2/28公表
最上級評価「特A」ランク、40産地品種
山形県産つや姫・雪若丸【特A】
姉弟で獲得!
日本穀物検定協会は、令和4年産米の食味ランキングを公表した。|令和5年2月28日公表
今回は3年産と同じ152産地品種(前年も同数)の試験を行い、このうち40産地品種が最高位【特A】にランクされた。
最高の【特A】評価は、出品全体の約26.3%を占めている。
北海道「ゆめぴりか」、山形「つや姫」「雪若丸」、福井「いちほまれ」は【特A】に輝き、愛媛県内産では「ヒノヒカリ」「にこまる」が【特A】に輝いた。令和4年10月29日デビューの秋田県産「サキホコレ」も昨年に続き【特A】に輝いた。
北海道や東北などを中心に20産地品種が3年連続で【特A】にランクされた。
穀検では、今回【特A】評価の銘柄が昨年に続き50を下回った原因は、8~9月の大雨や台風などによる被害が出たことの影響が考えられ、耐倒伏性の弱いコシヒカリが特に影響を受けたのではと指摘する。
特A評価の品種別にみると、最も多いのはコシヒカリが8産地(昨年13)、にこまるが6産地(同3)、つや姫が4産地(昨年4)、きぬむすめが3産地(同5)だった。
日本穀物検定協会
「令和4年産米の食味試験の実施及び概要」発表!
☆彡 産地別表(ランキング) ☆彡 ランク別表(ランキング)
☆彡 参考品種別(ランキング) ☆彡 平成元年からの特Aランク一覧表
日本穀物検定協会では、「米の食味ランキングのランク」を精米袋等に【特A評価】を表示される場合については、「商品そのものの評価ではありません」等と表示を行い、消費者に誤解を与えるおそれのないようにして下さいと指導しています。不当景品類及び不当表示防止法(昭和三十七年法律第百三十四号)の不当な表示の禁止第四条で問題になる可能性があるからです。
つまり、○○県産の品種が【特A】を獲得しても、○○県産の全ての地域が【特A】評価ではないということ。
令和4年産米の食味ランキング | ||||||
ランク | 特A | A | A’ | B | B' | 産地品種 |
4年産 | 40 | 91 | 21 | 0 | 0 | 152点 |
3年産 | 42 | 88 | 22 | 0 | 0 | 152点 |
2年産 | 53 | 77 | 24 | 0 | 0 | 154点 |
元年産 | 54 | 73 | 28 | 0 | 0 | 155点 |
30年産 | 55 | 67 | 32 | 0 | 0 | 154点 |
≪食味ランキング区分≫ 白飯の「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」の食味試験の総合評価6項目について、 複数産地コシヒカリのブレンド米を基準米とし、日本穀物検定協会が選別、訓練した専門の食味評価員が評価する。 基準米とりも、特に良好なものを『特A』、良好なものを『A』、おおむね同等なものを「A'」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」にランク付けしました。 |
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