令和4年産米「作況指数100」平年並み
《東北・九州やや不良》
令和4年産米は、北海道・東海・近畿・中国及び四国においては、田植え期以降の天候に恵まれ、全もみ数が平年以上に確保されたことから、
北海道104「良」、東海100「平年並み」、近畿102「やや良」、中国101「平年並み」、四国103「やや良」が見込まれます。
一方、6月前半の低温・日照不足や7月中旬の日照不足等の影響により、全もみ数が平年を下回る地域や8月上旬から大雨と日照不足、9月以降の台風等による影響により登熟が平年を下回る地域があったことから、
東北98「やや不良」、北陸100「平年並み」、関東・東山99「平年並み」、九州98「やや不良」が見込まれます。
10月25日現在の予想収量670万2,000tで、前年に比べ30万5,000t減少が見込まれ、過去最低になる見込み。
農水省の発表によれば、新型コロナウイルス禍などで積み上がった過剰な在庫は解消され、来年6月末民間在庫量は4年ぶりに200万tを下回り、肥料高騰・流通経費高騰等にもより、米価は3年振りに上昇する。
(農水省発表)
地域別の主食用予想収穫量は、中国地域が48万6,900トン(作況指数101)、四国地域が21万8,400トン(作況指数103)と見込まれる。
10月25日現在の四国の作況指数103「やや良」で、
徳島102、高知100、香川103、愛媛104の見込みです。
愛媛県は、実入りは9月の日照時間が平年を下回ったが、昼夜の温度差が平年並みで、気温が高く推移し、
愛媛県の主食用予想収穫量は、6万8,600t(前年1,300t増)が見込まれる。
愛媛県の内訳は、東予地区「104」・中予地区「104」・南予地区「107」です。
愛媛県は、2年連続豊作!
※令和4年産水稲の9月25日現在における作況概況(農林水産省|農林水産統計)
※令和4年産水稲の9月25日現在における作況概況(農林水産省中国四国農政局|農林水産統計)
※米に関するマンスリーレポート(農林水産省|令和4年11月号)
※米をめぐる状況について(農林水産省|令和4年9月)
コメントをお書きください