
温暖化が続けば低品質米2倍に
茨城大学農学部増冨祐司准教授などの研究グループは、地球温暖化がコメの品質に及ぼす影響を定量的に予測しました。
それによると、対策を講じずに現代のペースで温暖化が進めば、2040年代には2等米以下の水田面積の割合は、2010年代と比べて25ポイント以上増え、32.9%になると予測し、全国で年間440億円の経済損失が生じると発表した。
コメは気温が高いと白濁した「白未熟粒」が発生しやすく、砕けることなどから検査等級の低下や農家の収入減につながる。
米粒が白濁化する白未熟粒の発生
※茨城大学|温暖化による日本のコメの白未熟粒発生率増加を定量的に推計
※茨城大学|茨城県農業総合センタープレリリース
※茨城大学|増冨祐司准教授(農業気象・情報学研究室)
※日本農業新聞|2019年12月20日
※マイナビ農業|地球温暖化で変わる日本の農業
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