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愛媛県産にこまる「特A」獲得(28年産)!

愛媛新聞 掲載記事抜粋 (2017.3.8)
愛媛新聞 掲載記事抜粋 (2017.3.8)

 

日本穀物検定協会(穀検)

 

米の食味ランキング

 

特A】獲得 

 

 愛媛県産にこまる

 

愛媛県では、平成25年産「にこまる」から正式に県奨励品種に決定し、高温障害による品質低下が目立っている「ヒノヒカリ」(26年産【特A】獲得)の代替品種の位置づけとなる。

今年2月、日本穀物検定協会の28年産米の食味ランキングにおいて、最上級の【特A】を獲得した。

 

にこまるは、県内主力品種「ヒノヒカリ」に比べて夏場の高温に強く、収穫量が5~10%程度多いく、やや丸く大粒が特徴で期待されていました。

(多収穫品種)

 

にこまるは、粘りがあり、柔らかく、しかも粒が揃っていて、ひと粒ひと粒がシッカリ炊き上がります。食味は、平野部より山間部の「にこまる」の方が良いようで、生産地・生産者により多収穫になるほど食味のバラつきが懸念され、やや穂発芽しやすく、遅い収穫では品質・食味の低下を招く短所があります。

 

九州農業試験場で開発された、長崎県産「にこまる」は、日本穀物検定による平成20年~24年の「米の食味ランキング」で【特A】評価を5年連続連続獲得したが、最近は【特A】に選ばれていない。

 

 

「にこまる」は、『きぬむすめ』を母とし、『いただき(北陸174号)』を父として交配組み合わせから2005年に育成された。

ニコニコ笑顔がこぼれるほど美味しい品種であることと、丸々とした粒張りの良さから『にこまる』と名付けられた。

 

参考資料

「高温耐久水稲『にこまる』栽培マニュアル(2012年版)」は、こちら

「水稲新奨励品種『にこまる』について」は、こちら

 ウィキペディア『にこまる』は、こちら

農研機構『にこまる』は、こちらと、こちらと、こちら