平成28年産米の食味ランキング(46回目)
「特A」ランク、44産地品種
日本穀物検定協会は、平成28年産米の食味ランキングを発表しました。今回は44道府県141産地品種の試験を行い、44産地品種が「特A」選ばれました。
今回「特A」を初めて獲得した都道府県は、『神奈川県』『岡山県』『高知県』です。今回の特徴として、新規に【特A】となった11の産地品種銘柄のうち8を西日本が占め、検討している点。また、出回り量の多い「コシヒカリ」「ひとめぼれ」が、主産地で格付けを落と結果となっています。
日本穀物検定協会「平成28年産米の食味試験の実施及び概要」発表!
☆彡 産地別表(ランキング)
☆彡 ランク別表(ランキング)
☆彡 参考品種別(ランキング)
平成28年産米【特A】に、最近の新しい品種として、
青森県『青天の霹靂(へきれき)』・岩手県『銀河のしずく』『金色(こんじき)の風』・
宮城県『東北210号(だて正夢)』・福井県『あきさやか』・鳥取県『きぬむすめ』・
熊本県『熊本58号(くまさんの輝き)』・神奈川県『はるみ』
が最高ランクの【特A】を獲得しました!
日本穀物検定協会では、「米の食味ランキングのランク」を精米袋等に【特A】評価を表示される場合、
「商品そのものの評価ではありません」等と表示をし、消費者に誤解を与えないよう指導しています。
不当景品類及び不当表示防止法(昭和三十七年法律第百三十四号)の不当な表示の禁止第四条で問題になる可能性があるからです。つまり、○○県産の品種が【特A】を獲得しても、○○県産の全ての地域が【特A】評価ではないということです。
【問題点】
平成28年産米の食味ランキングでは、昨年に続き「食味の総合評価」結果において基準米よりも劣る「B(基準米よりやや劣る)」「B´(基準米より劣る)」ランクのお米が、 0点(ない)である。
つまり、基準米より劣る米は1点もないと言うことは、すでに基準米が最低ランクで、基準米より劣る産地・品種はないということになる? 基準米そのものの見直しが必要ではないだろうか?
愛媛「特A」!
平成26年産の米食味ランキングにおいて、愛媛県産ヒノヒカリが「特A」ランキングなって以来、2度目の「特A」です。
平成28年産
愛媛産にこまる
が「特A」に輝きました。
日本穀物検定協会 公式ホームページより引用!
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