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主食であるコメの価格がジリジリと上昇している。
日本人のコメ消費量は、年々減っています。
昭和37年度には一人当たりの年間コメ消費量は118kgでしたが、平成26年度には55kgにまで減少しました。
これからも、日本の人口は減少する一方で、高齢人口の割合は大きく増加し、生産年齢人口は大きく減少する見込みです。
そして、ライフスタイルの変化ににより,
全国のコメ消費量は毎年約8万トンペースで減少してる。
なのに、平成27・28年産米はどうしてコメの価格が上昇しているのでしょうか?
農水省は、平成30年産米から生産数量目標の配分が廃止され、コメの直接支払交付金も廃止されます。
30年産米から、減反廃止政策を実施!
≪ 30年問題 ≫
減反は、コメの生産量を減らして、米価を高止まりさせる政策です。しかし一方で、減反廃止の影響で主食用米を作りすぎて米価が下落しない様に、家畜のエサとなる飼料用米の増産に躍起になっています。それは、飼料米の作付け面積が増えると、その反動で主食用米の作付け面積が減りコメの価格が上昇します。
(政府は、主食用米を飼料用米に回すことを認めた。)
※「米の生産調整見直しをめぐる課題」農林水産省
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2017年度予算 ≪概算要求≫
コメ農家に飼料用米や大豆への転作を促す交付金は、
3,222億円(前年予算250億円追加)
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