
今年の夏は暑い!
夏が本気を出してきてる!
昨年(2015年)は、西日本などで2年連続の「冷夏」でしたが、今年(2016年)は少し違うようです。
7月に入り、夏が本気を出してきている感じがします。
NASA(アメリカ航空宇宙局)の観測結果では、恐ろしい結果が出ています。今年の夏は、過去最高の過去最も暑い年になるとNASAは99%の確率と発表しています。
これはあくまで、世界の年平均であり、日本だけということではないようです。
また、気象庁によると、7~9月は平均より暑いと予測しています。7月は梅雨明け後ぐんぐん気温が上がり暑い、8月も暑い、9月涼しくならない!! 朝から晩まで暑いかも!
春にエルニーニョが終息し、夏にラニーニャが発生し2010年と同じ流れになるのでは‥

今年は「猛暑」、史上最も暑い夏と言われています。
7・8・9月 全国的に暑い!
お米が、一番苦手な季節です。
保存期間は精米後2週間程度です。
お米の保存方法は、冷蔵庫の野菜室(15℃以下)がおすすめです。
今年の夏のお米の保存管理は
特に注意!
夏は、鮮度が落ちやすく、虫の発生には特に注意願います。

水温5℃の「真冬の冷たさの水」と、15℃、25℃の水を使い吸水させ、吸水量の増加速度を実験すると、25℃は急速に水を吸い込み 60分でほぼ飽和状態、15℃では90分、冷たい5℃では120分必要となります。
ところが、同じ量を吸い込んでも吸水された米の状態が違います。冷たい水でゆっくりと吸水された米は、米の組織の隅々にまで行き渡り、良質の粘りが強くなり硬さが減少するのです。
しかも、保存性も良くなり、劣化速度が遅くなるのです。とにかく、夏場は温かい水での炊飯は禁物です。水に浸けた米を冷蔵庫に一晩など、低温で長時間おくのほうが美味しいごはんになります。
炊き始めから沸点に達するまでの温度差があればある程、炊き上がりのごはんが美味しくなります。だから炊くときの水はできるだけ “冷たい水” を使ってください。
ところで、殆どの米は2時間(120分)で完全に飽和状態になり、それ以上は吸水しません。ただし、約半日(12時間)以上吸水させていると米の旨みや、デンプン質が水に溶解して米粒は砕けやすく、「ベチャッ」としたご飯になり、光沢や食感の悪いご飯になります。
また、夏場は特に水が腐敗しやすく、菌が発生するので、常温で長時間おくより、冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。
また、洗米後の米を水に浸けずに「ザル」にあげてしまうと米の表面が乾燥して米が割れやすくなり、さらには水に浸けていないため、糖が出てこないうえに、芯が残ったご飯になってしまうことから、避けたほうがよいでしょう。
新米など品質の良い米の場合は、「ザル」にあげておかないほうがよいのですが、古米など品質があまり良くない米などは、ザルにあげておくと微細なひびが入って吸収しやすくなり、かえって軟らかいご飯になります。
お米の浸漬時間が低く(5℃)浸漬時間を長くする(120分)と炊きあがったごはんは軟らかくなり、かつ粘りは増加し品質が向上します。また、ごはんの保存中の水分蒸発も少なく、良食味が長時間保存されます。
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