食物繊維
【血糖値】【腸内細菌】の健康キーワードは食物繊維
食物繊維には、水に溶けない「不溶性食物繊維」と、「水溶性食物繊維」の2種類があります。
不溶性食物繊維は便の量を増やし、便通を良くする機能がありますが、多くの効能が実証されているのは水溶性の方です。
糖質や脂質の吸収を抑えるとともに、腸内細菌のエサになって腸内環境を整えます。
「大麦」が人気・注目!
日本人の食物繊維量は、減少傾向にあります。1日に取るべき食物繊維は成人男性が20g、成人女性が18gと言われていますが、現在では平均14.2gしか取れていません。特に、穀物からとる食物繊維が減少しています。
多くの食物繊維を穀物から取るには、「大麦」しかありません。白米は100g中に食物繊維が0.5gしか含まないのに対し、大麦100g中には9.6gも含まれています。白米の約20倍です。
もち麦=ダイシモチが人気!
大麦の水溶性食物繊維の大部分は「β‐グルカン」です。β‐グルカンには、「食後の血糖値上昇を抑える」「コレステロール値を下げる」「心疾患のリスクを下げる」などの機能性表記が欧米で認められています。
糖尿病のリスクを下げるのは、野菜よりも穀物の繊維だと分析結果も報告されています。
特に、大麦の中でも「もち麦」が水溶性の食物繊維「β‐グルカン」を豊富に摂取することできます。
(参考データ:日経ヘルス、日経トレンディ、大妻女子大学 青江誠一郎教授の記事より参照)
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