農水省は、10年後を想定した「コメの需給シュミレーション」をまとめた。
試算では将来の主食用米の需要量について、直近25年産米の需要量787万トンを基に一人当たり消費量減少率の鈍化傾向と今後の人口の減少傾向を勘案し、今後も年間8万トン程度の需要減が続き、703万トンに減少するとの提示した。
主食用米の生産量が今後10年間で今よりも増えるなど、需要と懸け離れた状態が進めば、2023年(平成35年)では27万トンの余剰が生じるという試算を農水省がまとめた。
(※将来の需要量は、毎年8万トン[愛媛県の年間生産量に匹敵]程度の減少が続くと仮定。)
※「中長期的な米の需給動向」(農水省)資料、こちらから。
※「米の全体需給の推移」(農水省)資料、こちらから。
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