【農水省】 2013年産米　作況概況(9/15現在)

２年連続豊作予想　平成25年産米供給過剰傾向！

農林水産省は、2013年産米の全国作況指数（9/15現在、平年=100）が、2年連続で「やや良」の102になったと発表。集中豪雨にあったものの、春の田植え以降は全国的におおむね天候に恵まれ、猛暑や台風の影響も一部にとどまり、10㌃当たりの予想収穫量は、2008年と並んで過去10年で最高レベルとなる543㎏とした。

主食用米の予想収穫量は、前年実績3万5000トン上回る824万5000トン。予想収穫量に今年6月末民間在庫226万トンを加えた年間供給量は約1050万トンで、今年7月～来年6月末の需要予測の786万トンより約260万トン多い。9月中旬の台風18号の影響は一部反映されていないが、同省は「滋賀県や京都府などで台風によるひがいが出ているが、作況に与える影響は限定的で、今後自然災害がなければ、順調な収穫量が見込まれる。」と説明。

供給過剰による米価の下落が予想される。

≪北海道≫

北海道は3年連続「やや良」(作況指数105)全国最高値。

予想収穫量60万1300トン(4年連続全国1位)

≪東北≫

青森は2年ぶり、岩手、宮城、福島は4年連続の「やや良」。秋田は3年連続、山形は2年ぶりの「平年並み」となる見込み。