2013 北へ張り出す暖かい高気圧
気象庁の7~9月の3ヶ月予報によると、3ヶ月平均気温は、北・東日本では「高温」、西日本は「高温傾向」、沖縄・奄美は「平年並み」予想です。
今回の予報のポイントは、北日本の高温予測です。
稲の栽培において、冷害危険期や出穂期を迎える7~9月では、冷夏予測でない限りは「北並西暑」や「北冷西暑」の予測になることが多いのだが、北日本を含むほぼ全域で「高温」又は「高温傾向」と予測するのは異例なことです。
北・東日本は3ヶ月を通して暑い夏を予測し、暑さの中心は西日本ではなく、北・東日本ということになります。
このことから、25年産のお米の生育は、これまでのところ順調に推移しており、分けつも旺盛なので「豊作型」傾向にあります。但し、高温障害の影響は避けられず、また台風の影響次第では大きく変化することもある。
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