「朱鷺と暮らす郷」認証米
新潟県佐渡米は、独自のブランドもなく平成19年まで「新潟の米」として出荷されていました。佐渡米として出荷しても不評なら生産調整をしなくてはいけなくなるし、休耕田になれば、トキのエサ場も減ってしまいます。
ですが、生産者に対して強制はしませんでした。生産者に自主性がなければ、こういう活動は長続きしません。すると、1人の生産者が「厳しいことには変わりない。トキが暮らせるような農業をやってみようじゃないか」と声を上げました。そして、自主的に動き始めたのです。
平成20年産から「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度を導入し、少しずつ「佐渡コシヒカリ」を世に送り出していきました」 |
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